① 観光情報の拡充
　新ホームページではJTBパブリッシングが旅行情報誌『るるぶ情報版』の編集制作を通して培ったノウハウを活かして、大船渡市の豊かな資源の魅力を紹介する観光サイト「おおふなとりっぷ」の制作を行いました。サイト内では大船渡市内の各観光スポットを紹介する記事を数多く掲載し、　観光の基本情報を充実化しました。また、旅の計画が立てやすいように日程の違う２種類のモデルコースも紹介しています。JTBパブリッシングのノウハウを活かして取材・編集を行うことで、「読みたくなる」記事を目指しました。JTBパブリッシングが自治体公式サイトの構築を行うのは初の試みとなります。
　
② アクセシビリティ（注１）対応の強化
　新ホームページでは自治体公式ホームページ導入実績が最も多い（注2）ネットクルーCMS（福泉株式会社）を導入し、アクセシビリティに配慮したサイト構築をおこないました。高齢者や通常の人とは色が異なって見える色覚異常の方のために、カラーコントラスト比に配慮したデザインや文字サイズ・背景色が変更できる機能が搭載されているなど、　「誰もが」容易に情報を得られるサイトを目指しています。

注1：高齢者や障がい者なども含めたあらゆる人が、どのような環境（うるさい場所や、暗い場所、逆に明るい場所など）においても柔軟にWebサイトを利用できる状態
注2：2015年日本公報協会調査より

③ 災害発生時の対策
大規模災害発生時を想定し、アクセスが集中した場合に対応できるよう大規模災害発生時用のページを準備。災害発生時に庁舎が使用不可になった場合でも、外部から情報の更新が可能になるようシステムを構築しました。上記のアクセシビリティ対応の強化とともに、公的機関のホームページに求められる機能を強化することで、「いつ・どんなときでも」「誰もが容易に」情報を得られるサイトを目指していきます。