本書では、東京・愛知・京都・大阪など全国に点在するミニシアターについて、関係者インタビューを通して、そのこだわり、歴史や魅力をたっぷりと紹介。また、各ミニシアター周辺の立ち寄りスポットをイラストMAPとともに掲載しており、映画鑑賞後の過ごし方もプランニングできるお散歩ガイドとなっています。
そのほか、ミニシアターパーク(※1)発起人の一人でもある俳優・井浦新氏や、ミニシアター・エイド基金事務局(※2)メンバーへのインタビューなど、読み物としても楽しめる充実した1冊です。
(※1)イベントの開催やオリジナルグッズの売上還元などを行う、俳優たちを中心としたプラットフォーム。俳優の井浦新、齋藤工、渡辺真起子らが発起人となり立ち上げた
(※2)ミニシアター支援を目的に2020年4月に立ち上がったクラウドファンディング。約3万人が賛同、1か月ほどで目標を大きく上回る約3億円の支援金が集まり、103団体が運営する118劇場へ分配された
<熱い思いを取材! 厳選15軒のミニシアター紹介>
東京・京都・大阪、そのほか愛知や広島など、全国のミニシアターをピックアップ。それぞれ支配人や編成担当など関係者に、その街にミニシアターをつくることになったきっかけや上映作品へのこだわりなど熱い思いを伺い、ミニシアターの特徴が分かる写真とともにたっぷりと紹介しています。
各劇場の歴史を語るうえで欠かせないヒット作や支配人の思い入れの強い過去の上映作品も紹介。
<映画の余韻と楽しむ! ミニシアター周辺のおでかけスポット案内>
各ミニシアター紹介に続き、劇場周辺のおでかけスポットをイラストMAPとともに紹介しています。
映画サントラ専門店などの映画関連ショップや、映画好きの店主が営むカフェ、ロケ地として登場した古書店など、映画好きの読者におすすめしたいスポットをピックアップ。
<コラムページも充実>
旧作上映に特化したミニシアターである名画座を紹介する「名画座へ行こう」、ミニシアターの草分け的存在であるテアトルシネマグループなどの歴史にふれる「ミニシアターをもっと身近に」、ミニシアター・エイド基金事務局メンバーに話を聞いた「ミニシアターを応援する活動の広がり」など、読み応えのあるコラムページもたっぷり。
コロナ禍での休業要請によって苦境におかれたミニシアターに、少しでも多くの人が足を運ぶきっかけになればと企画した本書。支援の輪が広がっている今だからこそ、ミニシアターファンはもちろん、これまで訪れたことがない人にも手に取ってもらいたい1冊です。
<書誌概要>
【書名】『全国85劇場 ミニシアターのある街へ。 ~映画の余韻と楽しむお散歩ガイド~』
【定価】1760円(10%税込)
【発売日】2021年7月29日(木)
【仕様】A5判/本誌160ページ
【発行】JTBパブリッシング
【販売】全国の書店、ネット書店
<本件に関するお問い合わせ先>
JTBパブリッシング
広報チーム pr-team@rurubu.ne.jp