株式会社JTBパブリッシング(東京都江東区、代表取締役 社長執行役員:盛崎宏行)と沖縄JTB株式会社(沖縄県那覇市、代表取締役 社長執行役員:桂原耕一)は、かつて沖縄県鉄道与那原線の終着駅があった与那原町を舞台に、沖縄県鉄道与那原線開業110周年記念事業を展開します。来年創刊100周年を迎える『JTB時刻表』を通して、かつて「ケービン」と親しまれた鉄道の記憶を振り返ります。
「JTB時刻表」12月号は、沖縄の鉄道遺産を訪ねる大特集(11月20日発売)
1914年(大正3年)に沖縄本島で鉄道が開業してから今年で110年。沖縄県の鉄道といえば現在は「ゆいレール」のみですが、1945年(昭和20年)の沖縄戦で被災するまでは、沖縄県鉄道(県鉄)が人々の暮らしを支える重要な公共交通として沖縄本島中心部を走り、「ケービン」の名で親しまれていました。まもなく創刊100年を迎える創刊当時の「JTB時刻表」(創刊時は『鉄道省編纂 汽車時間表』)にもすでに沖縄県鉄道のダイヤが掲載されています。
「JTB時刻表」12月号では、古い時刻表や写真から沖縄県の鉄道110年の歴史を紐解く巻頭特集を実施。今なお残る与那原線(那覇―与那原間)の鉄道遺構や、復元された与那原駅舎周辺の見どころなどもあわせてご紹介しています。
また郷土の歴史を学ぶきっかけとなることを願い、「JTB時刻表12月号」を与那原町の小中学校に寄贈いたします。
書誌概要
【書 名】 JTB時刻表12月号
【定 価】 1,375円(10%税込)
【判 型】 B5判
【発売日】 2024年11月20日(水)
【発 行】 JTBパブリッシング
【販 売】 全国の書店、EC書店(Amazon等)
沖縄軽便鉄道芸人の首里のすけと、有識者4人で沖縄県の鉄道を語る1 日(12月1日実施)
沖縄県鉄道与那原線(那覇―与那原間)の開通110周年を記念し、12月1日(日)に与那原町役場でトークイベント「時刻表から見る『沖縄県鉄道の歴史』」を開催します。
与那原町 照屋勉町長、軽便与那原駅舎展示資料館学芸員 喜納大作氏、時刻表編集長ら有識者と、沖縄軽便鉄道芸人の首里のすけさんが、沖縄の鉄道についてトークセッションを繰り広げます。
また与那原駅跡地にたつ軽便与那原駅舎展示資料館では、沖縄の軽便鉄道の歴史が貴重な資料と共に展示されるほか、激しい戦火に耐えた遺構として駅舎近くに残る柱の見学会も開催されます。JTB時刻表編集部が制作した110周年記念のオリジナルの硬券やクリアファイルなどのノベルティも配布します。(ノベルティの配布は無くなり次第終了)
時刻表から見る「沖縄県鉄道の歴史」
開催日時: 2024年12月1 日(日)
イベントスケジュール:
14:00~14:30 駅舎内の展示と遺構の柱の見学会(学芸員のガイド付き)
15:00~16:30 トークセッション
登壇予定者: 首里のすけ
与那原町長 照屋勉
軽便与那原駅舎展示資料館学芸員 喜納大作
JTB 時刻表編集長 梶原美礼
JTB 時刻表元編集長 木村嘉男
会場: 与那原町役場1階 町民ラウンジ(那覇空港より車で約30分)
入場料: 無料。見学会のみ専用HPから要申込。
人数: 20名様(先着順)