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2025年05月07日

戦後80年 レールに刻まれた人間讃歌 『路面電車の神様、 広島から宇都宮へ 奇跡がつないだ14.6キロ』 2025年5月30日(金)発売

株式会社JTBパブリッシングは、『路面電車の神様、 広島から宇都宮へ 奇跡がつないだ14.6キロ』(山中利之著)を2025年5月30日(金)に発売致します。


本書は75年ぶりとなる全線完全新設のLRT(ライトレールトランジット=次世代型路面電車)「宇都宮ライトレール」の開業と、それに尽力した中尾正俊氏や集った人々の姿を描くヒューマンノンフィクションです。

戦後、原爆で焼け野原になった広島に希望を灯した広島電鉄の路面電車。被爆者、原爆で家族を失った者としてその魂を受け継ぎ、路面電車に生涯をささげる中尾正俊氏。本書は中尾氏の歩みとともに戦後史を振り返りながら、街づくりにかける人々の力強い姿を描いています。

構成

【Ⅰ部 広島 1944‐2015】
第1章 原点 原爆と路面電車
第2章 復権 あのとき路面電車が蘇った
第3章 不屈 20年遅れのニッポン 国産初の完全超低床電車を開発せよ
第4章 時代 67歳の大学院生 3000枚のアンケート

【Ⅱ部 宇都宮 2015‐2025】
第5章 運命 1本の電話 日本初の全線完全新設LRTを開業させたい  
第6章 大志 運転士になる 全国から集まった52 人
第7章 難局 脱線事故 夜を徹した復旧作業
第8章 飛翔 出発進行 路面電車がLRTに進化した日  

書誌概要

【書名】『路面電車の神様、 広島から宇都宮へ 奇跡がつないだ14.6キロ』
【定価】2090円(10%税込)
【仕様】四六判上製(縦188×横128)、280ページ
【発売日】2025年5月30日(金)
【発行】JTBパブリッシング
【販売】全国の書店、ネット書店